残価型クレジット(残クレ)で購入した車の最後の支払いの時期が迫ってきた・・・。
その時に脳裏をよぎるのが「新しい車に乗り換えるべきか、それとも残価を支払って乗り続けるか」という悩み。
今まで5年(あるいは3、4年)乗ってきた大事な車なので愛着も沸いていると思います。でも残価分を清算するには心もとないから買い替えるか・・・と頭を抱えている人も多いでしょう。
そこで今回は、残価型クレジットの最終回支払いを迎えて乗り換えを検討しているあなたへお得な方法を伝授します。
いよいよ近づいた最後の支払い!思い切って新車へ乗り換えよう!
まずはじめに、日産の残クレの最終支払いが来た時に選べる選択肢を復習してみましょう。
- 車を返却して新車に乗り換え
- 最終回支払額を清算して乗り続ける
- 車を返却して終了
この3つですが、この記事を読んでいる方は3つ目の「車を返却して終了」の選択肢はまずないと想定します。そうなると、新車への乗り換えか今の車を乗り続ける、のどちらかを選択することになるでしょう。
では、どちらがおトクな選択肢なのでしょうか。
答えは「新車に乗り換える」」です。
それはなぜか、という理由の前に“新車に乗り換える”場合と“今の車を乗り続ける”場合それぞれのメリットとデメリットを解説します。
新車へ乗り換える場合のメリットとデメリット
まずは、現在の車を新車に乗り換える場合のメリットとデメリットを羅列します。
〇新車に乗り換えるメリット
- 最新の安全技術を搭載した車に乗れる
- 今の車よりも走行性能や燃費が良い(可能性がある)
- 最新のナビなどの快適装備が充実している
- しばらくの間はタイヤやバッテリーなどの大き目な消耗品の交換の心配がない
- 万が一壊れたとしても新車保障があるので無料で修理できる
メリットは以上のようなものが考えられますね。
日本は”新しい”ものに対する補償がいろいろきくよね。
続いてデメリットを確認します。
〇新車に乗り換えるデメリット
- 新車を購入するため数百万円の費用がかかる(ローンで買う場合は借金が増える)
- 車庫証明や印鑑証明などの買い替える際の書類集めをしなければならない
- 保険の切り替え手続きなどが手間になる
- 乗り換える前に揃えていたカー用品が使えなくなる(可能性がある)
以上が新車に乗り換えるときのメリットとデメリットなります。
つづいて、今の車に乗り続けるときのメリットやデメリットを確認してみましょう。
今の車を乗り続ける場合のメリットとデメリット
つづいて、今の車に乗り続けた場合に受けられるメリットやマイナスとなるデメリットを確認してみましょう。
〇今の車を乗り続けるメリット
- 一括清算をすれば借金がなくなる
- 新車を買うよりも支払期間が短くなる
- 車庫証明などの書類集めや面倒な手続きが必要ない
- 新たにカー用品を買い揃える必要がなくなる(出費を抑えられる)
- 今以上に愛着を持って乗ることができる
なんやかんや現状維持をしたくなるのが人間の性なのよね。
〇今の車を乗りつづけるデメリット
- 故障やトラブルのリスクが高くなる!
- タイヤやバッテリーなどの高価な消耗品の交換が必要になる(可能性がある)
- 新車保障が切れてしまうので、万が一の時の修理費が高額になる
- 現行の車よりも安全性能が劣ってしまう
- 車検の間隔が狭くなり、どっと出ていくお金が増える
車は消耗品だと分かってても、クルマの思いがけない出費は痛い。。
維持費の観点から見ていくと新車に軍配が!
今の車を乗り続けるか、はたまた新車に乗り換えるか、いろいろなメリットやデメリットが浮かびあがりました。
この双方のメリットとデメリットを見て感じたことはありませんか?
この中でひとつ例を挙げるとするならば、「今の車を乗り続けることで維持費が想像以上にかかってしまう」ということです。
乗り続けることで、車を構成している様々な部品は消耗していきます。
5年乗ったとするのであれば、タイヤの溝が少なくなってきたりヒビが入ったりします。バッテリーは劣化してバッテリー上がりを起こしてしまうかもしれません。
ブレーキはパッドがなくなってきたり、ディスクローターも摩耗して交換が必要になるかもしれません。そうなってしまうと意外と交換の費用ってかさんでしまうことがあります。
タイヤだったら6万円~10万円、車の仕様にもよりますがバッテリー約3万円、ブレーキはパッドとディスクローターを変えたら約10万円と、意外と交換費用がかかるのです。
それに加え経年劣化で車も傷んできますので、消耗品以外にも電送関係の部品なども故障したりする可能性も高くなってきます。
このように愛着が湧いていたとしても、乗っている年数が5年を過ぎれば新車保証もなくなってしまうので思いがけない出費に見舞われてしまう可能性もあるのです。
もちろん愛着のある車ですから、手放さずに乗り続けることは素晴らしいことだと思いますが、このようなリスクがあるということは考えておかなければなりません。
ですが新車を購入すれば、タイヤやバッテリー、ブレーキなどの車を動かすために必要な消耗品はもちろん新品です。
車における重要な要素である「走る・曲がる・止まる」に関係する部品に不具合があった場合でも、新車を買ってから5年10万km以内であれば保証で直してもらえるので余計な費用が掛からなくなります。
最新の厳しい基準で作られているため安心装備も充実していますし、先進の機能も搭載されています。さらに、自動車保険も「新車割引」というのが適用されるので、僅かですが保険料が安くなります。
新車を買うと様々な部分で恩恵を受けられるので、ローンの支払いなどが増えてしまいますが、こちらの方がトータルで見るとお得であると言えるでしょう。
日産の残クレからの乗り換え これを実践しておトクに乗り換え!
前の項目で車を買い替えた方が色々とおトクだということはわかったと思います。では、車を乗り換えるときにちょっとした工夫をすると乗り換えがおトクになるかもしれません。
その工夫は、次の2つです。
- 返却の3ヶ月~6ヶ月前にディーラーで下取り査定をしてもらう
- 買取業者に査定をしてもらう
まずディーラーでの下取り査定ですが、、
査定をしてもらうことで「愛車の現在の価値」がわかります。それが意味することとは、もし「下取り査定額≧最終回支払い額」となった時には“追徴金を支払わずに乗り換えることができる”ということです。
実は、何も最終回まで乗り続ける必要はないんです。
え?最終回までのりつづけるっていう契約じゃないんだね。
残債が持ち出し金なしで相殺できるのであれば新しい車に乗り換えるチャンスです。
これは最終回が近づいたとき限定の方法ではありません。
5年間の支払いであれば3年目の初回車検のタイミングでも乗り換えることができるチャンスでもありますので覚えておきましょう。
逆に「下取り査定額≦最終回支払い額」となった時には最終回まで乗り続けて返却をした方がお得ですので、そのようにすると良いでしょう。
次は買い取り業者に査定を依頼するパターン
これは「乗り換えがほぼ決まった時」にするのが最善の策と言える方法です。
それはなぜかというと、買取業者は「査定をした車を即座に買い取りたい」という気持ちが強く、「いい条件が出たらすぐに売却する」という意思表示をすればかなりいい条件を引き出してくれる可能性が高いのです。上手く方法を知っていればディーラーの下取り査定よりも高値で車を売ることができます。
日産の残クレからの乗り換えよくあるQ&A
最後に、乗り換えをするにあたって疑問に感じるであろう点をQ&A形式でご紹介します。
- 査定の依頼や乗り換えの相談をするときって事前に連絡をした方がいい?
- 基本的にはアポなしで構いませんが、担当営業さんが休みであったり別のお客さんの対応をしていたりして待ち時間が長くなったりもするので、事前に連絡を取って時間を確定した方がいいでしょう。その方がお互いに疲れにくくなると思います。
- 査定や乗り換え相談をするときに必要な持ち物ってある?
- 車だけ乗っていけば何も必要ありません。もしその場で新しい車を契約する、となった場合でも必要なものは後日持っていけば大丈夫です。
- もし乗り換えないで今の車に乗り続ける場合って一括で残債を支払わなければいけないの?
- 分割での支払いも可能ですが、今の支払いよりも高くなる可能性があります。再ローンを組む場合、金利が高くなる傾向にあります。
- 新しい車に買い替えるにしてもまとまったお金を用意できません。大丈夫ですか?
- はい大丈夫です。頭金ゼロでも買うことはできます。実際に頭金ゼロで車を残クレで買う人は多いので安心してください。
- 査定と新しい車の相談にかかる所要時間はどれくらい?
- お店の混雑状況にもよりますが、車の査定は50分くらいかかります。新車の相談に関しては試乗したり説明を受けたりするため1時間以上は見ておいた方が無難です。その状況で時間がかなり変わるので、次の予定が入っている場合は避けた方がいいでしょう。
日産の残クレ乗り換えのまとめ
初めて残クレで車を買うと絶対と言っていいほど気になる最終回の支払いの時の選択。
残クレのメリットは「最新の車がリーズナブルな値段で乗れる」ということです。
最終回が来たら乗り続けることを考えずに新しい車に随時乗り換えていった方が維持費の面でもお得なので、そのようにしていくことをオススメします!
→TOP【2019】残クレ解法バイブル!検討している人も利用している人も!お悩み解消!
残クレ・ローン車を査定するなら、やっぱり大手を含んでいる一括査定サービスの方が断然イイ
一括で査定依頼をしてくれるサイトはいろいろとありますが、売却を残クレやローンの残っている車の売却を検討しているのであれば、なるべく大手の買い取り店を含んでいる方が、最終的な選択肢も増えておススメです。
特に、残価設定型ローンや、ディーラーでのローンを組んでいる場合、査定額が残っている残債よりも低いというケースがあります。
こういった場合に、大手の買い取り店では、残債の不足分の金額を再ローンとして設定できる場合もあります。
査定に出したけど、残債の差額が支払えなくて結局車を手放せないという可能性が、あなたにとって一番のマイナスの状態ですよね。
100%ではありませんが、大手の買い取り店を含むことでこの可能性をなるべく低く抑えることができるますよ。
同時に最大10社の見積もりを簡単に取れるので、その中からあなたの希望の条件や、より高い金額を提示してくれた買い取り店で売却を検討することができます。
金額に納得できないのでうりませーん。もOK。
もちろん査定額だけだしてもらって、ディーラー下取りの時の交渉材料にしてもいいですね。
今の愛車を少しでも高く査定してもらえれば、あなたの今抱えている多くの悩みが解消できるかと思います。
下取りの査定額から平均18万円アップ。90万円以上アップの例も
現状、車の維持を難しいという人達が、車を売却する際に、かなりの確率で一括査定を選んでいます。
一括査定に申込むと、業者から査定日調整や、参考価格についての連絡がはいります。この時に、相場だけ確認するということでも問題ありませ。
中には、「電話でのやりとりがめんどくさそう」という方がいますが、正直、そいういった方はお金に比較的余裕があり面倒をかけるくらいなら、手軽な方が良いという方がほとんどです。
査定額がこれだけプラスになるのに、電話が面倒とかどんだけリッチなの??
むしろ、真剣に少しでも高く売却をしたい人にとっては、売却に関する多くの情報を得ることができるので、査定の業者と話をするだけでもずいぶん気が楽になりますよ。
そして、実際に出張で査定にきてもらい、どのくらいで売却することができるかを確認し、より高い値段で買い取っていただくように交渉にも比較的気軽に応じてくれます。
また、すぐに相場を知りたいという人にとっては、情報入力後すぐに大雑把な相場を表示してくれるので、そちらだけでも結構参考になりますね。
以上を踏まえて検討してみてくださいね。
P.S
あなたが、現在どのくらいの気持ちで少しでも高く車を売却しようと考えているかはわかりませんが、お金に余裕があるなら、正直いってディーラーでの下取りが一番楽な選択肢です。
ですが、1円でも高く売却したいと考えている人にとっては、査定を利用して売却することで状況を打開できることもあるので、ご自分の状況を鑑みて利用なさってください。