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残価クレジットの支払い最終回がやってくる!

最後の支払いの半年前になると日産フィナンシャルから「最終回のお知らせ」がおくられてきます。これを見ていざ焦っているという方も多いのではないでしょうか。


あらたに継続して使用する車も必要ないから返却したい、と思ったり、意外と気に入ってしまったから手元に残しておきたい、と思ったけれども、どのような手続きをしたら良いのかわからない。


そんな方にむけて、今回は、日産の残クレ最終回の「返却する」「手元に残す」この2つのパターンに注目して、その流れや注意点を解説していきます。

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具体性高めで行きます!

日産の残価クレジット 車両返却の流れと注意点

はじめに車両を返却する場合の流れについて説明します。


まずは、簡単に残価クレジット契約時の「お約束」について復習しておきましょう。

ポイント!

  1. 走行距離が月1000km(3年だと36000km、5年だと60000km)もしくは月1500km(3年だと54000km、5年だと90000km)を越えていない
  2. 内外装の傷や凹みが規定点数を越えていない
  3. 事故による修復歴がない



この3点です。


どれか1つでも当てはまるとアウト・・・となりそうですが、実は1と2に関しては多少の救済措置があります。


1の場合は1kmあたり○円(車種によって異なります)で追加料金を払えばOKとなりますし、2の場合は上限を超えた部分の傷や凹みを板金修理すれば大丈夫です。


問題なのが3です。修復歴があると一発アウトです。これは追突事故に遭うなどの自分が原因でない事故でも起こりうることなので避けようがありません。では、どこからが修復歴なのかというと、「車体の骨格まで修正するような修理をする」ということ。


バンパーを擦ってしまって交換した程度では事故歴にはなりませんのでご安心ください。修復歴が不安だという方は修理をしたディーラーや修理工場に問い合わせて見ると良いでしょう。

実際の返却の流れを確認しておこう!

実際に車両を返却する場合の流れですが、ディーラーでの打ち合わせと車両の査定(返却期限の約1ヶ月前くらい)をした後に返却という流れになることが大半です。


走行距離と傷の確認(査定)をし、問題なければ同意書にサインをしますが、距離と傷に問題があるようであれば追徴金は日産フィナンシャルへ振り込み、という形になります。


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その場で払うと思ってた。


特に傷に関しては査定をしたディーラーの営業マンによって多少前後するので、判定が微妙な場合は「追徴金なし」と判断される可能性もあるようです。とはいえ、キレイに乗っておくことが一番無難ですね。


走行距離についてですが、ほんの数kmの超過では追徴金が発生することが無い可能性もあり得ます。もし追徴金を払うとなった場合でも1000km超過したとしても数千円から2万円程度なので、ちょっと距離を超過してても莫大な請求がくる・・・なんて考えなくても大丈夫ですね。


ちなみに、返却の際には印鑑証明と印鑑を用意してディーラーへ車ごと来店すれば手続きが完了するので簡単です。

ディーラー担当者のぶちゃけワザをご紹介

ここでちょっとした裏技の紹介です。


もし車を返却予定で、走行距離が少なかったり傷が少ない場合は一度買い取り業者に買い取り査定を行ってもらう、という手もありです。もしかすると、最終回支払額を上回る査定額が提示されるかも・・・?


その場合は、最終回支払額と査定額の差額がお小遣いになりますよ!

【相殺】車の売却残債あり!その方法とローンを最大限に削る重要事項!

日産の残価クレジット 手元に残す場合の流れと注意点

次はくるまを手元に残す場合(=買い取り)の場合です。


こちらは非常に簡単な選択肢です。

ポイント!

  1. 最終回支払額を一括で精算
  2. 最終回支払額を日産フィナンシャルで再分割支払い
  3. その他の方法で支払い



この3つから最適は方法を選びます。


一番簡単なのは①の一括で清算する方法ですが、その精算額は車種にもよりますが100万円を超えてしまいます。この金額を用意するというのはなかなか難しいですよね。


その時は2の方法の日産フィナンシャルで最終回支払額を再分割して支払う、という方法が一番無難です。


ですが、この支払いには一定の審査が必要になる上に支払い期間や金利が固定されてしまいます。


これは支払い者によってまちまちになってしまいますが、大体が支払回数を2年間(24回)に固定されてしまう上に、契約時の金利(車種によって0.9%~4.9%)以上の金利(平均4.9%~6%くらい)になってしまいます。


もし仮に100万円の最終回支払額の車を24回で再分割した場合、金利を考慮しなくても月々約46,000円程度の支払いになってしまいます(ボーナス併用で支払っていた場合はボーナス月の支払いに準じて計算されます)。


この支払い金額の詳細は、車を購入したディーラーに満了の半年前に試算表が届けられているため、ディーラーでの確認およびクレジット審査となります。(引っ越し等で購入店舗へ足を運べないような状況の場合、購入店舗に相談をしてみてください)


日産に限らず、契約時と同条件での支払いになりにくい設定に“敢えて”されているという点は残価型クレジットの注意点とも言えますね。

残クレで車を手元に残したいのに正直お金が厳しいという人はあきらめるしかない?

そんな時に3の「その他の方法の支払い」という選択肢が浮上してきます。この方法はどのようなものか想像してみてください。親戚や友人にお金を借りたりという方法は紹介しませんのでご安心を。


ではどのような支払い方法になるのか、ですが、これは意外と知られていませんが実はおトクな方法なのです。それは「銀行などの金融機関のカーローンを利用する」です。


銀行でも車を購入するときにお金を借りられるのですが、実は「ディーラーで借りたローンや他の金融機関から借りたローンの借り換えにも使える」のです。


皆さんご存知でしたか?


近年では「ゼロ金利政策」により金融機関のローン金利は非常に低くなっていて、銀行や信用機関によっては変動金利ですが1%台~2%台といった残価設定型クレジット並の低金利でお金を借りることができるのです。


しかもゴールド免許保持やハイブリッドカーだったりすると金利が下がったり、借入期間は最長10年と自分のライフスタイルに合った支払いプランが選択できるなどのメリットは盛りだくさんです。


ですが、金融機関での借り入れになるので審査に必要な書類(源泉徴収票や住民票など)を用意する必要があったり、その金融機関の口座を持っていなければ解説する必要があったり、金融機関の営業店舗へ何度か来店しなければならないなどの手間もかかりますが、この方法はオススメです。


自分の住んでいる地域の地銀や信金などで情報収集してみましょう。機関によってはネットだけで完結できるところもあったりしますよ。

日産の残価クレジット最終回のまとめ

購入時に支払いが抑えられてお得な残価型クレジットですが、支払い最終回はこういった悩みが出てきがち。今回は「車両返却する」と「手元に残す(そのまま乗り続ける)」方法の流れと注意点を解説しました。


返却する際は“車の状態を確認する”、手元に残す際“は支払いプランを考える”ことが重要ですね。
3年~5年はお世話になった愛車との今後を考えるための参考にしてくださいね!

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何にでも意外と方法はあるもんだね。


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知らなかったらと思うと怖い!


→TOP【2019】残クレ解法バイブル!検討している人も利用している人も!お悩み解消!




残クレ・ローン車を査定するなら、やっぱり大手を含んでいる一括査定サービスの方が断然イイ

一括で査定依頼をしてくれるサイトはいろいろとありますが、売却を残クレやローンの残っている車の売却を検討しているのであれば、なるべく大手の買い取り店を含んでいる方が、最終的な選択肢も増えておススメです。


特に、残価設定型ローンや、ディーラーでのローンを組んでいる場合、査定額が残っている残債よりも低いというケースがあります。


こういった場合に、大手の買い取り店では、残債の不足分の金額を再ローンとして設定できる場合もあります


査定に出したけど、残債の差額が支払えなくて結局車を手放せないという可能性が、あなたにとって一番のマイナスの状態ですよね。


100%ではありませんが、大手の買い取り店を含むことでこの可能性をなるべく低く抑えることができるますよ。


同時に最大10社の見積もりを簡単に取れるので、その中からあなたの希望の条件や、より高い金額を提示してくれた買い取り店で売却を検討することができます。


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金額に納得できないのでうりませーん。もOK。




もちろん査定額だけだしてもらって、ディーラー下取りの時の交渉材料にしてもいいですね。



今の愛車を少しでも高く査定してもらえれば、あなたの今抱えている多くの悩みが解消できるかと思います。

下取りの査定額から平均18万円アップ。90万円以上アップの例も

現状、車の維持を難しいという人達が、車を売却する際に、かなりの確率で一括査定を選んでいます。


一括査定に申込むと、業者から査定日調整や、参考価格についての連絡がはいります。この時に、相場だけ確認するということでも問題ありませ。


中には、「電話でのやりとりがめんどくさそう」という方がいますが、正直、そいういった方はお金に比較的余裕があり面倒をかけるくらいなら、手軽な方が良いという方がほとんどです。


左ギクリ

査定額がこれだけプラスになるのに、電話が面倒とかどんだけリッチなの??




むしろ、真剣に少しでも高く売却をしたい人にとっては、売却に関する多くの情報を得ることができるので、査定の業者と話をするだけでもずいぶん気が楽になりますよ。


そして、実際に出張で査定にきてもらい、どのくらいで売却することができるかを確認し、より高い値段で買い取っていただくように交渉にも比較的気軽に応じてくれます。


また、すぐに相場を知りたいという人にとっては、情報入力後すぐに大雑把な相場を表示してくれるので、そちらだけでも結構参考になりますね。


以上を踏まえて検討してみてくださいね。


P.S
あなたが、現在どのくらいの気持ちで少しでも高く車を売却しようと考えているかはわかりませんが、お金に余裕があるなら、正直いってディーラーでの下取りが一番楽な選択肢です。



ですが、1円でも高く売却したいと考えている人にとっては、査定を利用して売却することで状況を打開できることもあるので、ご自分の状況を鑑みて利用なさってください。