今回は、元ディーラーのスタッフが徹底的に残クレのデメリットを洗い出してみました。
テレビコマーシャルなどで「残クレはおトクに車が買えます!」といったような広告を目にすることが多いですが、実際は本当におトクなのでしょうか。


「毎月の支出が抑えられます!」
「残価を下回っても買取保証します!」
「新しい車に乗り続けられます!」
「ライフスタイルの変化にも対応できますよ!」


など、ディーラーの営業マンからのセールストークを聞くと、「プロが言ってるのなら本当にそうなのかな?」って思ってしまいますよね?
元ディーラー営業マンの私自身も、お客様にはそう言っていました(笑)


ですが、これは残クレは「買う人の使い方によってはデメリットしかない」という事実もあります。
一言でいうのであれば「トクする人もいれば損をする人もいる」という言葉で終わってしまいますが、具体的にはどのような点がネックになっているのでしょうか。


そこで今回は、コマーシャルやディーラーでは教えてくれない「残クレのデメリット」を徹底的に洗い出して紹介します!

残クレのデメリットを徹底紹介



それでは、メリットしか表に出てこない残クレの裏の部分でもあるデメリットを総ざらいしていこうと思います。
「あ、そういう視点から考えるとデメリットだよね」と思ってしまうポイントばかりですよ。

●デメリット1
走行距離に制限があるので思いっきり乗れない



残クレは、購入時に最終回支払時(3年~5年)に予想される市場価値を算出し、その結果を「残価」として支払いの最終回に据え置くことで月々の支払いが抑えられる、といった話は聞いたことがあるかと思います。


この算出に必要不可欠な部分の一つが「走行距離」なのです。
残クレの見積もりをもらった時に「契約距離」という欄があったかと思います。
この距離が
「月1000km(6年だと60000km)あるいは月1500km(6年だと90000km)」
のいずれかになっていて、この距離を走行した際に想定される車の価値を算出します。


これは、設定された距離よりも少なければ残価を上回る可能性もありますし、逆に多ければ残価を下回る(=追徴金が発生する)ということになります。


「月々1000kmぐらいしか走っちゃいけないのなら、お出かけ控えなきゃ・・・」
と考えてしまう人や
「通勤だけで月1000km走っちゃうから、休日は使えないな」
となってしまう人もきっといるはずです。


これは私の意見ですが、車というものは「走ってなんぼ」のものであると考えるので、残クレによって走行距離が縛られてしまうのは、車としての価値を下げてしまう恐れがあるのではないかと思うのです。


「車に乗りたいのに縛りがあって乗れないから電車やバスでお出かけする」
なんで本末転倒じゃありませんか?


これは残クレの3大デメリットのひとつではないのかな、と思います。

●デメリット2
運転が苦手な人や車に傷がつきやすい環境下にいる人は向かない



残クレの条件の中には「一定以上の傷や凹みがあると追徴金が発生したり、返却できないことがある」といったものもあります。


簡単に言うと、「ある程度の傷だったら年数も乗ってるから許すけど、度が過ぎるような傷や凹みがついていたらダメよ」ということです。


しかもこの傷や凹みは数値化されて、定められた上限を超えたら追徴金が発生するというものです。
ディーラーで「傷や凹みが100点を超えたらアウトですよ」なんてことを言われた方もいるかと思います。


この100点というのが、傷や凹みを数値化して換算したもの。
ちなみに「この傷は10点、この凹みは30点」といったような加点方式です。


この点数というものは、日本全国共通のもので「査定協会」というところが定めています。
ディーラーの営業マンの裁量で点数がつくというわけではないところは安心かと思います。


ちょっと話がそれてしまいましたが、傷や凹みがあればあるほど点数が加算されてしまうので運転が苦手で、傷を多くつけてしまう心配がある方には向いていないかと思います。
曲がり角で巻き込みすぎて塀やガードレールを擦ってしまうことが多かったり、自宅の駐車場が狭くて自転車の出し入れをする際にペダルが当たって車に傷をつけてしまったりするような方は大きなデメリットですね。


自分でつけた傷や凹みなら仕方ないかと思うかもしれませんが、自分の知らないところでつけられた傷に対しても追徴金が発生する可能性が出てくるということは正直解せない部分ではあります。

●デメリット3
大事故を起こして(遭って)しまうと返却できなくなる



残クレにおける最大のデメリットはこれといっても過言ではありません。


車に乗っていると起こり得る可能性が高い「事故」。
ちょっとした接触による擦り傷やバンパー交換程度であれば残クレでは何ら問題ありません。
ですが、車の外見が変わってしまうような(ぐっちゃりと歪んだりしてしまうような)事故に遭ってしまった場合は話が別。
こうなってしまうと修理をしても残クレ最終支払い時に車を返却できなくなってしまいます。


よく中古車情報を見ていて「修復歴有り」という車を見たことはありませんか?
この記載がされている車は「車の骨格部分」を修正している車となります。


事故等によって車の骨格部分であるフレームが変形し、それを修復したということは車にとっては致命的な状態。
中古車市場では大幅な値下げをしなければなりません。
残クレでは「買取保証額」という名目で残価を設定していますが、この買取保証額はあくまでも「既定の走行距離以内で、かつ無事故(修復歴なし)」を大前提として計算しています。
つまり、事故によってフレーム修復がされていると「車の価値が一気に落ちてしまい、返却されても中古車として売れるかわからない状態になるため返却不可」となってしまうのです。


「だったら事故を起こさないように気を付ければいいよね?」
と思うかもしれませんが、自分がいくら気を付けていても「貰い事故」に遭ってしまう可能性だってあるわけです。


たとえ貰い事故でも車のフレームが修正されることには変わりありませんので、返却不可なんです。


車を走らせているだけでもリスクとなるのは考えものですよね?
事故に遭う可能性が低いとはいえ、この危険性を感じながら車を乗るというのも相当なストレスとなるはずです。

●デメリット4
車両は基本的にカスタマイズできない

残クレは、最終回支払時に「車両を返却する」ことで残価の支払いが免除されるクレジットだということは皆さんご存知かと思います。


実はこの返却にも要件があります。
それは「カスタマイズ禁止」ということ。


ディーラーオプションであれば、エアロパーツなどを装着することは全く問題がありません。
ですが、社外品を取り付けた場合は必ず「純正戻し」をしなければならないんです。


LEDバルブなどのパーツであれば簡単に戻すことができますが、車高を落とすサスペンションやスプリング、社外エアロなどを付けてしまうと純正部品に戻すのって大変ですよね?
ボディに加工なんかするパーツは外しても加工跡が残ってしまうので「一発アウト」となってしまいます。


「車を買ったら自分仕様に徹底的にカスタムしたい!」
って思っている方がいたら、残クレ利用は絶対にお勧めしません。支払金額が高くても通常のローンで購入しましょう。

残クレ利用にはメリットもある



デメリットばかりつらつらと書きましたが、残クレにはメリットもあるんです。


簡単に一言でいうと
「定期的に車を買い替えることが確定していて、車を使ってもそんなに距離を乗らない人にとっては絶対にお得」
ということです。


だったら、普通のローンでも一緒じゃないの?と思うかもしれません。
普通のローンで車を買うと、結構な頭金がないと月々の支払いが抑えられないんです。


残クレなら「少額の頭金で安く乗れる」というメリットがあります。
30万円程度の頭金があればそこそこ安く乗れます。もちろん頭金ゼロでも全く問題ありません(審査に通ればの話ですが)。


車検ごとに車を買い替えたりする人は、頭金分を貯蓄に回したりもしもの時の備えになるので、積極的に残クレを利用したほうがお得になりますよ!

まとめ



今回は残クレのデメリットをこれでもかっというほどご紹介しました。
読んでみて、「なるほど」と思うところがあるようでしたら、デメリットとメリットをもとに、残クレの利用をもう少し検討してみたほうがいいかもしれません。
ご自身の使い方に残クレがマッチするのであれば使ったほうがお得ですし、逆の場合は利用しないほうがいいです。


つまり「残クレは人を選ぶ」ということですね。


→TOP【2019】残クレ解法バイブル!検討している人も利用している人も!お悩み解消!



お金がない?安く買う努力より、今の車を高く売る方が簡単かも?

新車購入前に、

チェック

  • とにかくお得に購入する
  • 月々の支払を何とか抑える
  • なるべく現金を残しておきたい



と考えている人が多いのではないでしょうか?新たに車が必要となったり、生活環境の変化などで車の買い替えが必要になる時って、お金の問題がどうしてもついてきますよね。


あなたもそうかもしれませんが、新しい車を”お得に買う”という所に目が行きがちです。ですが、、、


左黄色

ちょっと視点をかえてみよー

買い替えなら、今の車を少しでも高く売ることを考えてみては?

実は、実際には新車を値引きしてもらうのって結構難しいことです。結局はオプションを付けてもらうなどして、実質的な値引きは難しいです。


だからこそ、残価設定型ローンなどなるべく月々の支払額を押さえられる方法などを選択しているのだと思いますが、一番効率的に支払い額を押さえられるのってやっぱり今乗っている車の売り方だと思います。


たとえば、一括査定を利用すると、下取りの査定額よりも65万円も高く車を売却できることがあります。因みに査定は無料です。



右青

これだけいけば頭金になるね♪



一括査定の利用の仕方は?30秒の入力で、相場もすぐにチェックできる

一括査定のサービスもいろいろありますが、一番便利なところでは情報入力後すぐにあなたの車の相場がわかるようになっています。


ディーラーの担当者に話を聞くと、最近では下取りをする人よりも、買い取り店などで売却を選択する人がかなり増えているということを耳にします。


店舗や地域によっては、体感的に、下取りよりも買い取り店などでの査定を依頼する人が多いということろもあるくらいだそうです。


新車を買うなら、とりあえず購入先で今の車は下取りをしてもらい、差額を引いてもらおうと考えていると、知らないうちに数十万円の車の価値を見逃しているということも起こりかねないので、注意してくださいね。


愛車の相場を確認してみる→


左水色

たいした手間じゃないし、ためしてみるか。


右ピンク

そんな気楽な気持ちでいいわけ?


左黄色

大丈夫だよ。”試し”に無料見積もりをしてもうつもりが、思いがけない金額がでて、売却という人がかなりたくさんいるみたいだからね。


右ピンク

納得できなければ、売らなくてもいいわけね。


右青

そーゆーことー